パニック障害

[#5]パニック障害物語

不運・・・まだ続くの・・

大雪からスタートしたプロジェクト

AM3時に寝て次の日はAM6時に起きて現場へ向かう

もちろん車は使えないので電車で・・

これがまた不便な場所で・・駅から徒歩30分

雪が残る河川敷の土手を歩く・・寒すぎる!!

そんなネガティブでな中でもプロジェクトは進めないと・・

なんとなく進んでいた中でまた不運が・・・

ある日地面を掘る作業をしている日、事務処理を事務所でしていると・・

『イケオジさん!大変です!水がふきだしました!』

『なに~~~!?』

現場へ行くと噴水のように地面から水が⛲⛲⛲

ショベルカーで水道管をひっかけたのでした・・

(はぁ・・もうついてない・・なにやってもうまくかないわ・・)

お客さんに謝って

上司に怒られて

みんなの前で吊るしあげ報告

ネガティブキャンペーンどころか

とセールを続けながらプロジェクトは終盤へ・・

体調不良・・いつものこと

プロジェクトも終盤へさしかかり・・

なんだか体調が悪い

頭が痛い・・体が重い・・なんだかスッキリしない・・

しかしこれは私にとっては特別なことではありませんでした

私はプロジェクトのど真ん中は、気が張っているのか休みません

終盤に近付くと少しずつ気が抜けて体調を崩しはじめる

そしてプロジェクトの合間は体調を崩して休みがち・・

いつものパターンだから・・そう思っていました・・

(プロジェクトが終わったら休もう・・・)

プロジェクトが終盤に近付くと

毎回恒例、次のプロジェクトどこだ問題の時期

ある日、このプロジェクトに導いてくれた先輩から電話が・・

『お前次あそこの現場らしいよ・・あいつと交代で・・』

そこは親会社の有名なポンコツおじさんがいる現場・・

難易度高めの取扱注意のおじさん

しかも通勤時間は2時間以上

(もうだめだ・・おれの人生はいいことない・・でもガマンだ・・)

そう言い聞かせながらも

『どれくらいの期間いくのでしょう・・』

『そこのプロジェクト終わったら部長に聞いてみ』

先輩にそう言われ、期間はその時には分からず・・

(半年くらいだろ・・)

そう思いながらプロジェクトは終盤・・3月末

しかし、相変わらず体調はすぐれず・・

ある日の少し早く帰られる日の帰り道・・

(今日は早く帰れるな・・)

と思ったら、大渋滞の表示

(あぁ、せっかく早く帰れるのに大渋滞か・・)

そう思ったらなんだかものすごく体調が悪い・・

渋滞の中運転できる気がしない・・

(少し休憩して帰ろう・・)と思い

高速手前でコンビニへすべりこむ・・

(疲れてるんだな・・今回は特に疲れてるな・・)

栄養ドリンクを飲んで、おにぎりを1個食べて

18時か・・渋滞してるし少し寝るか・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

ハッ!いつ寝たんだろ・・20分くらい寝たんかな・・

今何時だろ・・

携帯パカッっと

(ウソだろ・・・)

エンジンをかけて車の時計も確認・・

やっぱり21時30分

(3時間以上寝たんだ・・相当疲れてんな・・)

(せっかく早く帰れる予定だったのに・・)

何か少しおかしいと思いつつ

でもそんなに気にすることもなく

(プロジェクトが終わったらゆっくり休もう・・・)

そんなこんなで今回プロジェクトが完了するのでした・・

続く

番外編・・出会い

プロジェクトの終盤には少し良いことも

ある早く帰れた日

お弁当を買って自宅に到着すると

学生時代の友人から着信♪

友『イケオジ、今から飲みにいこうぜ!』

イ『えっ!今から!?弁当買って来ちゃったわ』

友『女の子いるからオシャレしてこいよ~』

イ『すぐ行くわ!』

弁当の存在は忘れて、シャワーを浴びて、香水シュッシュッとw

お店に着くと、友人夫婦と4歳娘ちゃんと奥さんのお友達・・

(カ、カ、カワイイ・・😍😍)

なんとなくお互い意気投合・・会社も近い・・

(頑張ってればいいこともあるもんだ・・連絡先聞きたい・・)

そんなことを思っていると

どんな話の流れかは忘れたけど

冷静をよそおいながら

(娘ちゃんナイス!ナイスだよ~!👌👌🤣)

ということでスムーズに連絡先を交換

この子とはこのあとどうなったかは、また別の回で話します

続く

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